法面工事
TAKAKENの取り組み
徹底した安全対策への取組
法面工事は急勾配の斜面での作業が多く、作業員の転落事故など危険性が常に存在する工事です。
安全上の注意事項の周知を徹底し、社員同士のコミュニケーション、安全教育、法肩への接近禁止や誘導者の配置を徹底しています。
また、現場で使用される機械や運搬車両の点検、整備状況の確認、転倒時保護構造を装備した機械の選定、運転者への安全確認指導など、事故を未然に防ぐための取り組みにも力を入れています。
地球環境に配慮した工事
自然環境の保全のため、排ガス規制対策機種を使用し、重機・車両の不要なアイドリングストップ、効率的な運転や施工計画により、温室効果ガス排出量を削減しています。
環境配慮資材以外にも地球環境に配慮した材料の使用、河川や地下水の汚濁防止対策、道路の汚損の防止、粉塵の飛散の防止対策など、工事を実施するに当たって、環境に配慮した取り組みを行っています。
日本の大地を守る法面保護工事
法面工事は集中豪雨や地震などによって生じる斜面の崩壊を事前に防止する工事です。
現場を調査することで、斜面崩壊のメカニズムを適切に解析し、小規模なものから大規模なものまで、現場の植生や環境を考慮した、適切な設計・施工を行います。
ロックボルト工(鉄筋挿入工)
災害から人々を守り、大地を支えるロックボルト工法
ロックボルト工(鉄筋挿入工)はモルタル吹付工や法枠工だけでは法面が安定しない場合に、法面や斜面を補強するための工法です。
法面に足場を組み、削孔機械で穴を開け、比較的短い補強材を法面に多数挿入し、法面と鋼材の力の関係によって法面の崩壊を防ぎ安定性を高めることができます。
法面足場
あらゆる現場に対応できる、安全で安定した足場
ロックボルト工を施工をするには削孔機械を斜面に設置するため、法面に足場を組む必要があります。
当社ではどのような場所でも安全で安定した、使い勝手の良い足場を迅速に組むことができます。
施工手順
- 削孔
削孔機械で法面に所定の深さに達するまで鋼材をいれるための孔をあけます - ロックボルト挿入
ロックボルトにスペーサーなどを取り付け、孔の中に挿入します - グラウト注入
注入ホースを孔底まで入れ、グラウト材を注入します - 緊張・定着
計画設計荷重まで載荷します - 頭部締付・処理
アンカーヘッドの裏に防錆材を入れ、ヘッドキャップに防錆油を入れ取り付けます
土木一式工事業
大地の基礎を支え、自然環境も守る土木一式工事
土木一式工事は人々のくらしに直結するものから、砂防堰堤や防波堤など人々のくらしを土砂などの災害から守るための工事まで、幅広く行います。
現場の環境に本当に必要なものを見極め、最適で適切な設計・施工を行っております。
砂防工事(マット水路)
軽量で施工性に優れた、緑化による法面の保護
植生マットは柔軟で地山へよく密着し、優れた吸出し防止効果を発揮します。水路を植生基盤で完全に覆うことができ、施工直後から表面水の流速軽減、雨による雨滴衝撃や土壌侵食を緩和することができます。